歴史・文化計画部
業務内容
歴史・文化計画部では、文化財を保存・継承して現在に活かすための計画づくりや、 文化財庭園の修復、史跡・名勝等の文化財の整備のための設計などの業務を行っています。 対象となる文化財は、全国にわたり、時代も古代から現代まで幅広く対応しています。 また、構想、計画、設計、工事監理まで事業の様々な段階の業務に携わっており、近年は、 個々の文化財に限らず、文化財保存活用地域計画などの広域的な計画にも力を入れています。
目指していること
文化財は、先人達がその地に暮らしてきた証であり、大切に守られてきた地域の宝です。 その宝を、適切に保存、活用し、後世に継承していく方法を提案していくことが私たちのミッションです。 そのために、歴史や文化に関する学術的な知識だけでなく、デザイナー、プロデューサー的な視点を持ち、 事業が確実に実現し、成功するためのコンサルティングをしていくことを目指して業務に取り組んでいます。
大切にしていること
文化財の保存や活用に関する答えはひとつではなく、様々な方法が考えられます。 業務では対象の文化財や地域に適していると考える方法を、発注者、有識者、 地元住民の方々の意見を踏まえながら提案します。 地域の文化財や地元の人々の思いに対して学術的な情報に裏付けられた客観的な視点で評価、 検討して、適切な方法が提案できるように心がけています。
職場の雰囲気
歴史・文化計画部のフロアは、他の部署に比べると比較的静かだと思います。 その落ち着きある環境で、各々が必要なコミュニケーションをとりつつ、 文化財に秘められた歴史に思いを馳せ、個人のペースで業務に取り組んでいます。