社員紹介(新卒採用)

環境調査部
氏  名

O.Y

入  社

2021年度【新卒入社】

専  攻

工学系研究科博士前期課程

環境学専攻

所  属

環境調査部

動物調査室

大学・大学院等での専攻およびご専門についてお教えください。

大学および大学院では、干潟底生動物(貝、甲殻類、ゴカイ類、ヒトデ、ウニ、ナマコなど)を対象に、 環境の異なる干潟にどの様な種類の生き物がどれだけの数分布しているのか、 分布を決定する環境条件(例えば波当たりや、土質、標高など)は何かなどの、 生態学的観点より調査・研究を行っておりました。研究の対象地であった、 瀬戸内海は大小様々な島が点在しており、東京湾や有明海などとはまた違った生き物の分布、 環境がみられることに着目しております。現在休日を利用して投稿論文も執筆中です。

自身の専門性を活かせた場面はありますか?

干潟等の沿岸域を調査する業務が少ないこともあり、専門性を活かせた場面はまだございません。 しかし今後海岸域や海域、干潟に関する業務に携わり、活かせる場面があればと考えております。 また、今の自分にとって現場業務は、新しい経験・知見が得られる場であり、 一つ現場業務に取り組むごとに自身の成長を実感しています。同時に野外での生物観察は私の趣味でもあるため、 「今日はどんな生き物に会えるだろうか」などと楽しみながら現場業務に取り組んでいます。

現地調査で鳥類を観察している様子

現地調査で鳥類を観察している様子

プレック研究所入社後に活躍できた場面について教えてください。

猛禽類を対象とした定点調査中に、サシバという猛禽類の渡り(タカ柱)を発見することができたことがあり、 上記が活躍できたと感じた場面でした。今後業務で活躍できるよう、休日も鳥の観察に行くなど日々知識や経験の習得に励んでおります。

どういった現場や立場で働いており、どういった業務に携わっていますか?

主に都市部から里山、山間部など様々な現場で動物調査を行っております。 これまで経験した業務では、主に鳥類や昆虫類の調査が多く、 またネズミに関する調査の一環としてどんぐりの豊凶(個数カウント)調査を実施したこともあります。 外業が多い時は月に14日現場に出ていたこともあります。 現在は調査員として業務に従事することがほとんどですが、 将来は調査を監督する立場になることを見据え、KYやスケジューリング、 準備などの内業についても先輩のやり方などを参考に学んでおります。