社員紹介(中途採用)

環境調査部 植物調査室
氏  名

H.M.

入  社

2015年度【中途採用】

専  攻

理学部

自然環境科学科

所  属

環境調査部

植物調査室

大学・大学院等での専攻およびご専門についてお教えください。

大学では主に生物科学、地球史、防災科学を対象としたテーマに取り組む学科に在籍しておりました。 その中でも植物(維管束植物)の分類学を専門とする研究室に所属し、 当時、高知県植物誌編纂事業を行っていた地元植物園と大学の連携活動の一環として、 高知県中心部にある離島に生育する植物を把握するという研究を行いました。

自身の専門性を活かせた場面はありますか?

自然環境に関係する業務では、植物を対象とする調査が行われることが多く、 中でも植物相調査(どんな植物種が生育しているか把握する調査)や、 植生調査(どんな種類の樹林や草原等が成立しているか把握する調査)を 実施する必要があります。 大学在籍中からこれらの調査の基礎的な方法を学んでいたことや、 野外実習を経験したことがあり、知識や経験を活かして 業務を遂行することが出来ております。

野外調査の様子

野外調査の様子

プレック研究所入社後に活躍できた場面について教えてください。

私は中途採用で入社したのですが、前職でも同じように自然環境に関係する業務に関わることが多く、 各地(関東地方以西)における業務の現地調査から報告書作成までを担当しておりました。 こうした経験を活かし、入社当初より沖縄や奄美大島といった固有種や希少種が多く生育する南西諸島での業務において、 即戦力として関わることが出来ました(もちろん上司からの指導や、同僚の協力も大いにあったお陰ですが)。

どういった現場や立場で働いており、どういった業務に携わっていますか?

私は入社当時より自然環境に関係する業務に関わっており、南西諸島や主に西日本における業務を担当することが多く、 主担当者として業務受注に向けた提案書作成に始まり、現地調査や報告書作成、 発注者との打合せといった業務全体に関する作業を担当しております。 中間管理職という立場になりますが、まだまだ業務を円滑に遂行するには至っておらず、 上司や同僚からの協力無しには業務遂行が難しい状況です。 これまでの多くの失敗を糧として、業務の遂行のみにとどまらず、 部下への教育や組織体制構築を通じて自身も技術者として成長出来るように仕事に励みたいと考えています。