大規模集合住宅地内に保全された雑木林の維持管理─子育て世代を中心とした「新しい里山管理」のかたち─
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発注者
民間(不動産開発系)
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年度
2021年度~2024年度
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業務概要
3年に渡る支援により、マンション居住者自らの手で敷地内の《さとやまの森》を 守り育てるコミュニティの骨格づくりは、概ね達成できた。一方、その実現のために 当初設定した「新しい暮らし方へのプロセス」は実施段階で様々な課題が生じ、 多くの見直しを迫られた。試行錯誤の結果、「さとやまクラブ」は全員が未経験者かつ 子育て世代でありながら、《さとやまの森》の手入れ方法や森遊びを習得し、 新たな提案や課題を発信する、自主的に実践と解決を行う自立した組織へと醸成した。